どー夏のブログ

こんにちは!どー夏です!関西在住の大学2年生で、街歩きをよくしています。

中国では現金が使えない!?

 

こんにちはどー夏です!

 

今回は中国の社会に注目していこうと思います。

 

中国は改革・開放政策以降おおきな経済発展を遂げています。

そして、社会のシステムもどんどん変わっていき、今では日本を超えたものさえあります

その影響のひとつとして中国のキャッシュレス化が言えるでしょう

 

f:id:dounatsu1215:20180506171546j:plain

みなさんが中国旅行に行ったときに気を付けるべきことは、現金(人民元)についてでしょう

 

Twitterでもときどき見るのですが、中国の店員は支払いの際に現金を出されると嫌な顔をするのです

 

どうしてでしょうか?

 

それは、現金を使う中国人が少なくなったからです

中国の支払いシステムは急激に変化しました。

現在の中国では現金を使う人なんてほとんどいません。

 

現金のかわりに

銀聯(Union Pay)

微信支付(WeChat Pay)

・支付宝(Alipay

この3つのどれかを使うのです

 

f:id:dounatsu1215:20180506140753p:plain

Wikimedia Commons より引用




銀聯(ぎんれん)」はクレジットカード・デビットカードのようなものです。

中国では経済的に貧しい人も多くいます。そのため、中国では銀聯デビットカードが多く普及しました。銀聯はセキュリティ対策のために暗証番号とサインが支払いの際に必要となっています。これも中国で銀聯が普及した一つの理由でしょう

 

 

f:id:dounatsu1215:20180506140820p:plain

Wikimedia Commons より引用



WeChat Payは前回紹介したメッセージアプリWeChatと連動した、電子マネー決済システムです。

使った分だけ銀行の口座から引き落とされます。

WeChatが中国では普及しているのでWeChat Payも多くの中国人が使うようになりました




 

f:id:dounatsu1215:20180506140805p:plain

Wikimedia Commons より引用



Alipayは中国最大のIT企業アリババが提供する電子マネーサービスです。仕組みはWeChat Payと同じで、使った分だけ銀行の口座から引き落とされます。

 

なぜ広まったかというと、中国最大の通販サイト「タオバオ」と連動しているからです

これら3つの支払い方法が中国では広く普及していますが、日本人が使うには中国工商銀行または中国銀行の口座を作らないといけないようです。まだまだ日本では普及しなさそうですね



最近では日本のお店でもこれらの決済方法が使えるようになっています。



f:id:dounatsu1215:20180506140052j:plain



これは大丸百貨店梅田店での画像です。

中国人観光客を狙ったものだと思われます。

 

西日本で一番の売上を誇る阪急百貨店はまだ銀聯しか導入していません。まだWeChat Pay やAlipayが導入されるという情報はありません。よって、中国人観光客にとっては大丸百貨店のほうが利用しやすいのではないでしょうか。

阪急百貨店もいつか中国の電子マネー対応機器を導入するだろうというのがぼくの予想

です。そうしたほうが、利益が上がりますからね。

 

 

そういえば、イオンはWeChatとAlipayを導入しています。イオンに中国人観光客は来るのか...?とは思うのですが、一部の店舗にはたくさん来るらしいです。特に、愛知県常滑市にあるイオンモール常滑は、名鉄空港線りんくう常滑駅から近いのでインバウンド需要が高まっています。

 

ほかにも、キリン堂でも中国の電子マネー対応機器が導入されています。たしかに、心斎橋商店街には多くの中国人観光客が来るので効果は大きいと思います。中国人といえば、爆買いですからね。

 

今回はここまでとさせていただきます。

 

いかがだったでしょうか!中国は日本よりも進んでいるのか?進んでいないのか?それは人によっていろいろ異なると思います。しかし、中国社会が急速に変化していると言いう事実は変わりません。日本にもどのような影響があるのか今後も注目していきましょいう